2022年8月~2023年4月までの出来事(学会発表、国際会議、卒研発表&受賞、ジャーナル論文誌採録、教員昇進、等)

教員の大東です。

Webの更新をさぼってしまっていまして、気が付くと半年以上の出来事をお知らせしていませんでした。

昨年の8月以降に起こったことを紹介します。

・2022年8月: 東海大学 情報通信学部見学会で研究室展示を行いました。

情報通信学部見学会にて、大東研究室は偽装QRコードおよびその検出システムの開発
に関するポスター展示や体験コーナーを設置しました。体験コーナーではホワイトボードに
描写した(事前に手を加えた)QRコードの一部をホワイトボードマーカーで汚すことによって
偽装QRコードの振舞いに変化することなどを体験してもらいました。

(URL) https://www.u-tokai.ac.jp/news-campus/163714/

・2022年12月: 国際会議 SECITC 2022にて、NECとの共同研究の以下の発表を行いました。

Takuya ISHIBASHI, Toshihiro OHIGASHI, Hikaru TSUCHIDA, “Unbounded Revocable Decentralized Multi-Authority Attribute-Based Encryption Supporting Non-Monotone Access Structures,” Proc. 15th International Conference on Security for Information Technology and Communications (SECITC 2022), online, Dec. 8-9, 2022. (LNCS, Springer, in press)

・2022年12月:情報処理学会SPT研究会にて当時修士課程2年生の川口宗也君が以下の発表を行いました。

川口宗也, 金岡晃, 柿崎淑郎, 倉重宏樹, 中谷裕教, 大東俊博,
“人の反応時間に注目した誤操作誘発型パーミッション奪取手法についての検討,”
情報処理学会研究報告, vol.2022-SPT-49, no.12, 6 pages, 2022年12月.

・2023年3月:東海大学、広島大学、東邦大学、NECが共同で実施した研究がジャーナル論文誌に採録され、掲載されました。

石橋拓哉, 小林海, 大東俊博, 土田 光, 金岡 晃, 柿崎 淑郎, 相原玲二,
“複数組織対応属性ベース暗号を用いたファイル共有システムの実現可能性に関する考察,”
情報処理学会論文誌, vol.64, no.3, pp.670-686, 2023年3月.

・2023年3月:電子情報通信学会ICSS研究会にて当時修士課程1年生の西平侑磨君、当時学部4年生の鎌田悠希君が以下の発表を行いました。

西平侑磨, 鈴木智也, 石橋拓哉, 柿崎淑郎, 大東俊博, 渡邉英伸, 近堂 徹, 相原玲二,
“Intel SGXを用いたモジュラー型エッジコンピューティング基盤の提案および評価,”
電子情報通信学会技術研究報告, 情報通信システムセキュリティ(ICSS)研究会, vol.122, no.422, ICSS2022-79, pp.187-192, 2023年3月.

鎌田悠希, 川口宗也, 大東俊博, 高山佳久,
“不可視光レーザ照射を利用した動的偽装QRコード,”
電子情報通信学会技術研究報告, 情報通信システムセキュリティ(ICSS)研究会, vol.122, no. 422, ICSS2022-49, pp.7-12, 2023年3月.

・2023年3月:湘南キャンパスで開催されたオープンキャンパスにて、学科特別企画として偽装QRコード関連の展示を行いました。展示の中には2023年3月に発表した “不可視光レーザ照射を利用した動的偽装QRコード” のデモも含まれていました。

・2023年3月:卒業式、修了式が行われました。大東研究室のメンバーに対して以下の賞が授与されています。

高平 寧和, 総長賞(学科), 東海大学 (2023年3月25日)
中繁 彩希, 東海大学情報通信学部長賞(その他), 東海大学 (2023年3月25日)

・2023年4月:研究室の指導教員である大東が昇進し「教授」の職位になりました。