2023年3月のICSS研究会での発表がICSS研究賞を受賞しました

2023年3月にICSS研究会で発表した以下の内容に対して、情報通信システムセキュリティ研究賞(ICSS研究賞)が授与されることが決まりました。

鎌田悠希, 川口宗也, 大東俊博, 高山佳久, “不可視光レーザ照射を利用した動的偽装QRコード,” 電子情報通信学会技術研究報告, 情報通信システムセキュリティ(ICSS)研究会, vol.122, no. 422, ICSS2022-49, pp.7-12, 2023年3月.

(ICSS研究賞)
https://icss.ieice.org/award.html

この発表は偽装QRコード技術による復号される情報の切り替えについて、非可視光のレーザを照射する形に変更にすることで、隠密性が高い攻撃が可能になることについて実験をもとに実現可能性を考察したものです。実際に利用されているQRコードへの攻撃手法であるため、対策法も検討しています。本研究は、空間光通信の専門家の高山教授と高山研究室の学生(鎌田悠希君, 当時学部4年生)とセキュリティが専門の大東教授および大東研の学生(川口宗也君, 当時修士課程2年生)が共同で実施されました。

表彰式は2023年6月20日~21日に開催されるICSS研究会内で行われる予定です。